現在、研究会で取り組んでいる榛葉英治日記についての調査、研究に区切りがみえてきた。翻刻が終わり、また、調査にあたったメンバーの学会報告、研究会でのシンポなどを経て、それらの成果をまとめた研究書を出す予定。来春には刊行されると思うので、研究会としても次の研究対象を検討したいと思っていた。
夏に訪れた安積歴史博物館にその後、連絡をとり、資料の目録の補完や保存に協力しながら、研究をしたい旨、相談をし、やりとりをしてきた。10月1日には博物館を訪れ、整理を続けてこられた司書の方や管理にあたられてきた方からお話をうかがいながら、これからの活動について話し合う機会をもった。
その後、博物館を支えてきた公益財団の理事会でこちらでの調査について伝えて頂き、来年から調査を実施する方向でだいたいの了解を得ることができた。
関心のある研究者に呼びかけ、来年度から資料の調査に取りかかりたい。これはこれでとても楽しみ。