2020年2月25日火曜日

『リテラシー史研究』第13号を刊行



今年も『リテラシー史研究』を無事刊行。13号となる。昨年の後半は8、9月とブラジルで、10月に台湾、11月にシンポジウムとかなりあわただしかったので、出せるかどうかやや不安であったけれど、原稿を投稿してくださった方もあり、出せてよかった。

目次は以下のとおり。

〈論文〉
河内聡子 如来寺蔵『雑誌抜粋』に見る近代メディアの受容と利用 明治期における仏教知の再編をめぐって
出木良輔 「有島事件」と教育メディア 有島武郎像の生成と転回
和田敦彦 サンパウロ遠藤書店刊行『文化』の位置 付・総目次
〈資料室〉
和田敦彦 『東亜文化圏』の対外文化政策
『東亜文化圏』調査グループ 『東亜文化圏』総目次
リテラシー史研究会 『榛葉英治日記』調査経過

2020年2月15日土曜日

京都大学へ集中講義に



 新型コロナウィルスが広がりをみせ、どこも色々な影響を受けているなか、京都大学へ集中講義で。過去の京都は観光客でいつもにぎやかだったが、今回は静かな京都。京都大学の近くの施設で泊めて頂いていたのだが、静かながら気の利いたお店や古書店もあり、過ごしやすかった。
 また、3日間の集中講義は当初はやや疲れるかなとも思ってはいたが、少人数で話合いながらなごやかに講義ができ、楽しい体験となった。図書館情報学だけでなく、メディア文化論の院生も参加してくれており、私の方も勉強になった。