ドナルドキーンセンター柏崎で特別企画展「太平洋戦争とドナルド・キーン」が3月10日から始まる。キーン氏は米海軍日本語学校で教育を受けたわけだが、その日本語学校関係資料の展示をするということで同館から相談を受け、準備に協力した。柏崎はちょっと遠いが、会期中に一度は行きたいとは思う。
2014年12月25日木曜日
2014年12月20日土曜日
2014年12月6日土曜日
2014年11月30日日曜日
2014年11月22日土曜日
2014年11月20日木曜日
救急車で病院へ、入院
17日に『五十嵐日記』が出版されたこともあり、五十嵐氏を交えて編者でお祝いの宴を開いた、のだが当日朝に腰痛。少し無理かとも思ったが参加、途中で悪化してお店に救急車を呼んでもらうはめに。そのまま病院に入院。ぎっくり腰だが、動けないので帰ることもできず、4日間病院で寝たきりに。疲労もあってか4日間ひたすら寝ていました。
2014年11月15日土曜日
2014年11月10日月曜日
五十嵐日記、刊行
ここ数年間、早稲田の老舗古書店である五十嵐書店の調査を行ってきた。その日記を翻刻、編集した『五十嵐日記 古書店の原風景 古書店員の昭和へ』が刊行された。1950年代に神田の南海堂で働いていた頃からの日記。出版の準備を進めながら五十嵐智氏から聞き取りを続けていたが、ようやく刊行。
2014年10月20日月曜日
日本近代文学会秋季大会
18日、19日と日本近代文学会の秋季大会が広島大学で開催された。前日から広島入りし、慶應の院生達と前夜はすごす。東広島キャンパスは広島の中心地からかなり遠く、便利とは言えないけれども参加者は非常に多かった。外国の大学を思い出させるような広々としたキャンパスで、好天にめぐまれたこともあって快適でした。準備にあたった皆様、お疲れさまでした。
2014年10月13日月曜日
2014年9月28日日曜日
ブログでの拙著紹介
ブログ「みちくのみち」(国会図書館の長尾宗典さん)で拙著、取りあげて頂きました。読書の歴史をめぐる文献紹介も兼ねたページになっています。
敢えて読書史と読者史に思うことの断片いくつか
――和田敦彦『読書の歴史を問う―書物と読者の近代』読書メモ
敢えて読書史と読者史に思うことの断片いくつか
――和田敦彦『読書の歴史を問う―書物と読者の近代』読書メモ
2014年9月23日火曜日
2014年9月14日日曜日
2014年9月9日火曜日
2014年9月6日土曜日
2014年9月2日火曜日
2014年9月1日月曜日
ベトナムでの調査
8月の25日から30日にかけてベトナム社会科学院(VASS)の社会科学情報研究所(ISSI)で4日間にわたって調査。日中は4人でひたすら目録をとる作業。今回は古典籍のみを対象にした目録作成で、1100冊あまりの目録をとった。
最終日にISSIの人達が歓迎会を催してくれた。そこでおいしいお酒にであった。ソンティン酒といい、いろいろな種類を試したがこのローズ・アップルがよかった。
最終日にISSIの人達が歓迎会を催してくれた。そこでおいしいお酒にであった。ソンティン酒といい、いろいろな種類を試したがこのローズ・アップルがよかった。
2014年8月18日月曜日
2014年8月8日金曜日
2014年8月2日土曜日
2014年7月19日土曜日
トークイベント
19日は研究会を大学の中央図書館で行い、そのあと拙著のトークイベントに。ありがたいことに満員。私自身まわりに声をかけてはいたけれど、たくさん来て頂いて本当に感謝。
動画でユーチューブ等で公開しています。
「和田敦彦×大橋崇行 読書の歴史の問い方~何のために問い、何が分かるか~」
動画でユーチューブ等で公開しています。
「和田敦彦×大橋崇行 読書の歴史の問い方~何のために問い、何が分かるか~」
2014年7月18日金曜日
『読書の歴史を問う』刊行
ようやく拙著『読書の歴史を問う』が刊行となった。明日19日にはジュンク堂の池袋店で刊行記念のトークイベントを開催。とはいえ印刷が遅れたこともあって本がようやく今日できあがった。明日のジュンク堂ではさすがに販売できようけれど、ほかの書店で買えるのは来週からの模様。
「『読書の歴史を問う 書物と読者の近代』(笠間書院)刊行記念トークセッション読書の歴史の問い方~何のために問い、何が分かるか~」
「『読書の歴史を問う 書物と読者の近代』(笠間書院)刊行記念トークセッション読書の歴史の問い方~何のために問い、何が分かるか~」
2014年7月13日日曜日
日本文学協会、いわきでの大会
12日土曜日は日本文学協会の研究大会。今年はいわき明星大学で開催。昨年は神戸で開催され、司会の仕事もあって行く予定が直前になってぎっくり腰でダウン。今年は無事に前日から入り、朝から司会や準備の仕事。近代は4会場にわたって多彩な報告が展開された。日本文学協会の運営委員は今年で最後。信州大学の時の同僚や院生達が来ていたこともあって夜は同僚おすすめのお店でおいしいカツオを食べつつ遅くまで。
2014年7月6日日曜日
戦場の読書
この日は日本出版学会の報告を國學院大學に聞きに行った。出版史研究部会の報告だったが、出版法制研究会の合同開催の形だった。出版学会の部会は小規模だがともかく議論や意見が活発で、そこに十分時間が割り当てられているのが報告者にとっても聞く側にとってもよい。
中野綾子:戦場での読書行為―陸軍発行慰問雑誌の比較を通して―
大津直子:谷崎源氏と時局―〈旧訳〉の削除から透かし見えるもの―
中野綾子:戦場での読書行為―陸軍発行慰問雑誌の比較を通して―
大津直子:谷崎源氏と時局―〈旧訳〉の削除から透かし見えるもの―
2014年6月29日日曜日
日本近代文学会6月例会
日本近代文学会の6月例会が東京大学駒場キャンパスで開催。テーマは「帝国日本の〈文学リテラシー〉」。昼から集合して準備。とはいえ、東京大学の院生の方々が手際よく作業にあたってくれていたおかげで、ほとんど準備は整えられていた。あいにくの雨で来場者数は今ひとつという気もしたが、それぞれの報告では質疑も含めて密度の濃い会でした。
2014年6月21日土曜日
柳田泉関係資料の整理
リテラシー史研究会。この日は図書館連携調査。浅井真男資料の整理が終わって、次の資料へ。浅井真男資料については、現在目録と資料紹介を研究会で準備している。さて、今回からは新たな資料を整理することとなった。これが柳田泉の関係資料。柳田泉の大学への寄贈資料は、目録化され、柳田文庫として公開されている。ただ、その折に書籍以外の様々な資料も寄贈されており、今回整理の対象となるのはこれらの資料。内容が楽しみ。
2014年6月20日金曜日
力行会での調査
日本力行会での調査。これまで作成した『力行世界』戦後総目次のデータチェック。永田資料を整理している学習院大学の青木祐一さん、立教大学の名村優子さんとも話しあう。できれば研究会のマンパワーで永田資料整理を支援するとともに、いくつかの資料の翻刻にも取り組みたい。
2014年6月14日土曜日
2014年6月9日月曜日
博士課程の年次報告会
博士論文の作成のために毎年行っているドクター在籍生の報告会。ともかく博士課程の院生は毎年論文を発表し、学会で報告していくことが重要。研究で生活していくことが難しいご時世ではあるけれどがんばってほしい。
2014年6月5日木曜日
2014年5月27日火曜日
東大駒場キャンパスへ下見
6月28日(土)に行われる日本近代文学会、例会会場の下見へ東京大学駒場キャンパスに。会場校の担当をしてくださる小森陽一さんにお世話に。ありがとうございました。キャンパスを縦横に移動しながら例会の詳細について話しあった。
2014年5月26日月曜日
日本近代文学会、春季大会
5月24日、25日と聖心女子大学で日本近代文学会春季大会。特集や個人発表、パネル発表と、特に最近は発表の数も多く多彩。ただ、運営委員は司会でもしていないかぎり実質的にはほとんど聴くことができないのが悲しい。ともあれ大きな問題も無く無事終了。関係者の方々、二日間にわたって本当にありがとうございました。
2014年5月18日日曜日
2014年4月29日火曜日
2014年4月26日土曜日
NII-ELSの事業が
昨年度、日本文学協会では機関誌バックナンバーの電子化を進めていた。それが可能となったのは、ひとえに国立情報学研究所の電子図書館事業(NII-ELS)。今年は日本近代文学会の仕事をすることになったので、日本近代文学会の方でも電子化を進めたいと思ってい矢先、NII-ELSの事業が終了予定という衝撃の通知!
この日はその説明会へ。電子化された論文の公開については代替サービスが今後整備されていくとのことだが、物理的な雑誌を受けとって無償でバックナンバーを電子化してくれていたNII-ELSの事業は終了するとのこと。あと1、2年この事業が続いていれば、日本文学関係のコアジャーナルはかなり電子化できたのに、と残念。
この日はその説明会へ。電子化された論文の公開については代替サービスが今後整備されていくとのことだが、物理的な雑誌を受けとって無償でバックナンバーを電子化してくれていたNII-ELSの事業は終了するとのこと。あと1、2年この事業が続いていれば、日本文学関係のコアジャーナルはかなり電子化できたのに、と残念。
国際交流基金での講演
24日に国際交流基金で講演。「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」。国際交流基金には、東南アジア地域での調査でも大変お世話になったので、少しでもそれが還元できれば、と講演へ。関心をもってくれる方も多様な分野、領域の人で、講演の質疑では私の方がいろいろと教えてもらったり示唆してもらったり、ということも多かった。
2014年4月19日土曜日
『リテラシー史研究』第7号、合評会
19日土曜日は『リテラシー史研究』第7号の合評会。執筆者から4名のみの参加ではあったが、はじめて参加してくれた院生も多く、合評会ではあっという間に時間はすぎて懇親会。
2014年4月17日木曜日
2014年4月15日火曜日
2014年4月13日日曜日
2014年4月12日土曜日
日本近代文学会の仕事
日本近代文学会、運営委員会。今年から2年間、日本近代文学会の運営の仕事をすることとなった。先月、引き継ぎの会議があり、12日のこの日は実質的には二回目の会議。まだまだ分からないことばかりなので、前年度委員からいろいろと教えてもらいながら。
2014年3月29日土曜日
2014年3月23日日曜日
高美資料調査の最終点検
サバティカルの最後は松本。高美書店資料の最終的な見直し。信州大学の人文学部より作業のための教室をお借りしました。ありがとうございました。10日間にわたって、資料全体の見直し、データチェック。ようやく資料の全体が把握できた。この資料は一度『国定教科書はいかに売られたか』として刊行したが、まだまだ貴重な資料が沢山含まれているので、何とかもう一度出版してみたい。
2014年3月9日日曜日
2014年2月28日金曜日
2014年2月20日木曜日
シンガポール、マレーシアでの調査
15日からシンガポールとマレーシアの調査へ。まずシンガポールではシンガポール日本人会を訪れ、長く事務局長をつとめる杉野一夫さんから話をうかがった。同機関は日本人会としては規模も大きく、活動も活発だが、特に戦前、戦後の日系人アーカイブズに関心を向け、資料の保存や公開を行っていた点に驚く。図書館も大きいが、日本語図書の古書市も行っており、盛況とのこと。
17日にはシンガポール国立大学へ。中国図書館の司書であるTham Wai Fongさんから話をうかがった。
名称は中国図書館だが、日本語図書も豊富。Fongさんは慶応義塾大学で図書館学を学び、早稲田大学の図書館で研修していたこともあるという。シンガポール国立大学の日本語蔵書管理は行き届いており、北米の日本語図書館と比べても遜色ない。その意味では東南アジアの日本語図書館としては例外的な存在。
その日の午後に、日本人墓地公園へ。町から少し離れた閑静な住宅街にある。二葉亭四迷の碑も。
19日にシンガポールから、空路マレーシアのクアラルンプールに移動した。ここでもまず向かったの日本人会へ。巨大なショッピングモールのミッドバレー駅の近くにあり、日本文化センターも近辺にある。
日本人会の山下賢祐事務局長から聞き取り。図書館も6万冊規模のもので、もはや小さな公共図書館という感じ。ちょうど五〇年史の編纂が終わり、刊行の準備段階だった。
その後、マラヤ大学へ。東アジア研究科長のAsmadi Bin Hassanさんにまず会って聞き取り。最近の日本語図書はこの研究科の方で管理している。また、中央図書館の別館の東アジア図書館がキャンパスにはあり、そこにも五〇〇タイトル以上の日本語図書があった。古い時期の本も含まれているが、カード目録のみが存在。ここに日本語図書があるということを知る人、利用する人はほとんどおらず、かつていたと思われる日本語のできる司書の方はもはやいない状態。
22日にマレーシア日本文化センターを訪問。磯ヶ谷浩之さんから聞き取り。同図書館での資料では日本語教育に関する歴史情報が豊富だった。午後にはマレーシア国立大学に向かった。ただ、うまく連絡が伝わっておらず、後からメールでデータの詳細を送ってもらうこととなる。
国立公文書館にも回ってみたが、基本は英語での資料がほとんど。現地語の資料では、戦時期の日本のプロパガンダ出版物が興味深かった。
23日にはクアラルンプールからシンガポールにもどり、帰国前の時間を利用してJapan Creative Centreに聞き取りに行った。堀川光一さんから話をうかがった。
17日にはシンガポール国立大学へ。中国図書館の司書であるTham Wai Fongさんから話をうかがった。
名称は中国図書館だが、日本語図書も豊富。Fongさんは慶応義塾大学で図書館学を学び、早稲田大学の図書館で研修していたこともあるという。シンガポール国立大学の日本語蔵書管理は行き届いており、北米の日本語図書館と比べても遜色ない。その意味では東南アジアの日本語図書館としては例外的な存在。
その日の午後に、日本人墓地公園へ。町から少し離れた閑静な住宅街にある。二葉亭四迷の碑も。
19日にシンガポールから、空路マレーシアのクアラルンプールに移動した。ここでもまず向かったの日本人会へ。巨大なショッピングモールのミッドバレー駅の近くにあり、日本文化センターも近辺にある。
日本人会の山下賢祐事務局長から聞き取り。図書館も6万冊規模のもので、もはや小さな公共図書館という感じ。ちょうど五〇年史の編纂が終わり、刊行の準備段階だった。
その後、マラヤ大学へ。東アジア研究科長のAsmadi Bin Hassanさんにまず会って聞き取り。最近の日本語図書はこの研究科の方で管理している。また、中央図書館の別館の東アジア図書館がキャンパスにはあり、そこにも五〇〇タイトル以上の日本語図書があった。古い時期の本も含まれているが、カード目録のみが存在。ここに日本語図書があるということを知る人、利用する人はほとんどおらず、かつていたと思われる日本語のできる司書の方はもはやいない状態。
22日にマレーシア日本文化センターを訪問。磯ヶ谷浩之さんから聞き取り。同図書館での資料では日本語教育に関する歴史情報が豊富だった。午後にはマレーシア国立大学に向かった。ただ、うまく連絡が伝わっておらず、後からメールでデータの詳細を送ってもらうこととなる。
国立公文書館にも回ってみたが、基本は英語での資料がほとんど。現地語の資料では、戦時期の日本のプロパガンダ出版物が興味深かった。
23日にはクアラルンプールからシンガポールにもどり、帰国前の時間を利用してJapan Creative Centreに聞き取りに行った。堀川光一さんから話をうかがった。
2014年2月1日土曜日
国会図書館で講演
1月30日に日本研究支援シンポジウム「海外の日本研究に対して日本の図書館は何ができるのか」で講演。
「海外の日本研究と日本の図書館の役割 -北米、及び東南アジアの事例から」と題して話を。現在進めている東南アジアでの調査事例が生かせるよい機会だったので引き受けたものの、何せ調査中している最中なので情報をまとめるのに苦労。けれどシンポジウムでは各国の日本語図書館事情がうかがえてとてもよい機会だった。
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/knssympo.html
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