2020年5月16日土曜日

The Edinburgh History of Reading 刊行


 エディンバラ大学出版『読書文化史』1~4巻がイギリスで刊行。現在は以下のサイトで販売されている。

https://edinburghuniversitypress.com/book-the-edinburgh-history-of-reading-hb-19544.html

 このうちの一冊に拙論が収録された。『英国労働階級の知的生活』の著者ジョナサン・ローズが編者で、Subversive Readersの巻。『揺るがせる読者』とでも訳せばよいのだろうか。訳してくれたのは日本の出版史に詳しいテッド・マック氏。それにしても出るまでが長かった、、、


2020年5月13日水曜日

ようやく授業開始

 今週からようやく授業開始。キャンパスは立ち入り禁止が続いているので、むろんオンラインでの授業。4年生の演習や院生の授業Zoomで行い、3年生の演習はやや人数が多いこともあってムードル上にオンデマンドのコンテンツを作成。



 それにしても図書館の再開が望まれる。大学の場合、キャンパスの立ち入りを禁じると図書館が自動的に利用できなくなってしまう。図書館には物理的にアクセス可能にして、昔のように閉架の出納方式でもよいので再開してほしいのだが、無理だろうか。このままでは人文科学の教育・研究、そして評価や審査まですべてが滞りかねない。
 ことあるごとにぼやいているのだが、図書館は私たちの基本的な人権である知る権利を支えるインフラのはず。できるかぎりの代替手段を皆で考えていく必要がある。ウィルスよりも情報の欠如の方がはるかにこわい。

2020年5月10日日曜日

リテラシー史研究会(オンライン)開催

 研究会をはじめてオンラインで開催。これに先だってメンバーで4月にZoomを利用してのカフェ・ミーティングを試みてみたところ、特に問題なかったので今回の開催となった。ついでに研究会後の懇親会もZoomで行うことに。
 特に問題もなく順調に研究会自体は進められた。むしろ地方の参加者にとっては便利でさえある。むろん対面でできるようになればそれにこしたことはないが、ともかく近況を互いにシェアしあいながら次回のオンライン会議につなげていくこととした。



 また、5月に予定していた日本近代文学会春季大会でのパネルは、大会中止によって延期することとなった。