2013年6月22日土曜日
今月いっぱいで日本へ
こちらでの滞在もまもなく終了。こちらで調べていると、一方で日本で調べたいことも次から次へと出てくるので、頭の中の課題が山積み。来月からは国内での調査と、それに9月からは東南アジアの各地を調査で回ることになる。
夏期研究集会
国際学会「日本の書物の歴史 過去、現在、未来」が三日間にわたって開催。三日間、朝から晩まで報告が続いた。レベルの高い報告が多く、討論も活況で本当に充実した三日間。日本から参加した院生も報告も好評。会のサイトでプログラムや当日の写真が公開されている。それにしても早朝から、実際には学会後も皆で夕食、終わるのは夜中近かったので、へとへとに。コーディネータのエメリック先生は八面六臂の大活躍でした。
Histories of the Japanese Book: Past, Present, Future
Histories of the Japanese Book: Past, Present, Future
院生達と
毎週月曜にはこちらの院生に「日本の出版文化と読者」というタイトルで3時間ほど話をする。ここでの話を骨組みにして、読書の歴史研究についてのガイド的な本を練っていく。これまでにしてきた研究を、見直して、整理してみる。自身のテーマに深く関わっているのに細かく読んでいなかった本をチェックし直せるよい機会にもなった。
日々の生活
サンタバーバラは風光明媚、気候もよい。ここでは日本の出版文化史についての学会開催の支援、それに近代の読書を研究するためのテキストを自身でまとめる計画。朝大学図書館に行き、昼食後は車で山に行ってランニング、大学へ再びもどって夕方まで図書館という日々。写真は中央図書館にあたるデビッドソン・ライブラリとよく走りに行くトレイル。図書館は5階がアジア図書館、2階にはアジア系アメリカ人コレクションがある。
近辺の大学への調査
サンタバーバラからロサンゼルスは渋滞がなければ車で2時間半くらい。着いて早々UCLAに調査をかねて車で行ってみた。といっても渋滞はあるし、宿も調整しなくてはならず、なかなか簡単に行ったり来たりというわけにもいかない。
サンタバーバラ到着
滞在先はサバティカルホームズ・ドットコムというところで見つけ、部屋の持ち主とメールをやりとりして部屋代はあらかじめ国際送金。場所はHope Runchというところで近くには乗馬に注意の標識が。町から遠く、車が不可欠。招聘してくれたエメリック先生に手伝ってもらい、初日はレンタカーや保険の手続き、家主への挨拶など、生活準備を整える。
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