2009年12月29日火曜日

コミケ77へ


29日にコミケにはじめて行くことになった。ある程度事情に詳しい院生に解説してもらいながら、希望の院生をつのってフィールドワーク。世界的にも著名な出版文化の一大イベントだが、恥ずかしいことにこれまで実際に訪れてはいなかった。一日が驚きの連続。忙しい中をガイドをつとめてくれた院生の小林君に感謝。

2009年12月28日月曜日

教員免許講習

この日は教員免許講習の試験日。そのため、試験監督として大学に出勤。終わった後で飲みに行こうとしていたところ、割と出勤している先生も多かったので誘い合って忘年会的な流れになって目白の季(とき)というお店で飲んでいた。

2009年12月24日木曜日

松本での高美調査


24日は、信州大学で学生達と高美書店の資料調査。23日に東京を出て、とりあえずその日は松本で旧同僚達と飲んだ。翌日は朝から学生達と調査。微妙な日取りにもかかわらず12人もの参加で作業もかなり進んだ。終わってからはよく使う火和屋(ひよりや)で打ち上げ。お疲れ様でした。

2009年12月22日火曜日

横浜開港資料館で


横浜開港資料館に、ドン・ブラウン文書の調査で行っていた。GHQのCIEで活動していたドン・ブラウン関係の資料には、同じくCIEで働いていたチャールズ・タトルについての調査に役立つ資料も含まれているのでは、と思っての調査。主任学芸員の中武さんに時間をとってもらい、資料についての話をいろいろとうかがえた。ただ、資料自体は未整理でまだ公開できないとのこと。資料館自体も改装でこれから建物がしばらく閉まるとのことだが、公開時期もはっきりはしなかった。

2009年12月19日土曜日

校正と忘年会

19日、「リテラシー史研究」の初校が出たので、執筆者や会員を中心に集まってもらって校正をし、その後、会の忘年会をすることとした。忘年会は10名ほどで、場所は荒川線の早稲田駅近くにあるはなぶさというお店。再校が年明けに出るので、例年通り1月の下旬には発刊できそう。

2009年12月18日金曜日

グーグル関係

18日、日本出版学会と日本ペンクラブとが合同で行っているグーグルブックスがらみのパネルを聞きに行っていた。新たなグーグルの和解案に対するパネルだが、回を重ねるごとに書籍のデジタル化に対する後ろ向きな発想、既存の出版システムの過剰な防衛意識が強まっている印象。

早稲田映画フェスティバル


ゼミの学生がサークルで作成した映画を上映すると声をかけてくれたので、見に行った。大隈講堂で早稲田映画フェスティバルでの上映。それも含めて2本ほど見たが、久しぶりに手作り感あふれる映像を見て新鮮。

2009年12月12日土曜日

4年、打ち上げ、お祝い


卒論を提出した4年生達との打ち上げ。たまたま4年生の一人が今年結婚したこともあり、そのお祝いも兼ねての打ち上げだった。ちなみに結婚した当の学生は今年はまだ卒論が提出できなかったので、来年の提出を期待。場所はコットンクラブで、ちゃんとケーキも準備しました。

2009年12月11日金曜日

インフルエンザ?

12月10日、11日と卒論の締め切り日。ところが10日朝から8度を超える発熱。病院に行ったところインフルエンザの可能性もあるので自宅待機をすすめられた。卒論の事務手続きで何かあるといけないので、研究室の脇に緊急の連絡先を記して自宅待機。インフルエンザかどうかは24時間たたないと検査できないとのことだったが、11日には熱も下がり、検査も陰性だったので一安心。

2009年12月8日火曜日

図書館連携プロジェクト


早稲田大学図書館の特別資料室と協力して行っている資料調査だが、田口卯吉関係の資料整理が終わったので、今回から別の資料の整理を始めた。主に幕末から明治初期にかけての高遠藩の文書、書籍類。写本と書簡が中心の模様。

2009年12月5日土曜日

関西学院大学での講演


4日に関西学院大学で講演。関西大学は欧米の大学を思わせる建物で、静かで開放感のあるキャンパスだった。「今そこにある書物 読書の歴史から考える」と題して、現在の読書環境をめぐる問題をとりあげて話をした。書籍や読書の歴史を調べることが、現在の読書について考え際にきわめて有効な手がかりになることを実例をあげながら話をした。

2009年12月1日火曜日

クリスマスの飾り付け


12月に入って大学の回りもクリスマスの飾り付けが。といっても、早稲田の場合、国際教養の建物の前だけが主にもりあがるのだが。昼間学生達が街路樹にのぼって飾り付けをしていた。

2009年11月28日土曜日

恩師の講演

11月28日土曜日は、本来なら授業はないのだが、回り持ちで行っている全学向けの授業の日。授業を終えてから、早稲田の国文学会の大会に向かった。恩師である竹盛先生の講演があるということだったので向かうと、同じ時期に大学院ですごした先輩や後輩の人達のなつかしい顔が。久しぶりに先生の授業というか、講演を聴けて満足。

慶應義塾大学図書館と五十嵐書店と

27日は、昼から慶應義塾大学図書館に取材。グーグルプロジェクトに関して、図書館の事務長である石黒さんから詳しい話を聞いていた。慶應は、海外の大学図書館とは異なり、日本国内で通用するレベルの大規模な著作権処理を丹念に行っていた。このプロジェクトに関しては、それぞれの大学で事情や状況が異なり、驚くことが多い。
その後、五十嵐書店の調査が入っていたので早稲田に移動して、聞き取り調査を行った。五十嵐書店調査については、近刊の「リテラシー史研究」に関連する論が掲載される予定。

2009年11月24日火曜日

御嶽での調査


22日から23日にかけて、長野県の御嶽神社の調査。私は主にマネギ担当で、マネギにアイロンかけをしていた。マネギは御嶽にやって来る講社がそれぞれ作る旗印みたいなもので、ここには大量に保存されている。次回は2月というから、来るとしたら今度は雪の中での調査になるんではないだろうか。

2009年11月22日日曜日

「力行世界」総目次

11月21日にリテラシー史研究会で日本力行会の調査。蔵書整理は一区切りつけ、今回から日本力行会の機関誌である「力行世界」の総目次作りに取り組む。とはいえ、まずは目次作成のルール、方針作り。特に発行初期は明治期のものであり、形態も変動するので、かなり大変な作業だった。記事としては非常におもしろいものも多いのだが。

2009年11月21日土曜日

グーグル社の活動

11月20日にグーグル社の佐藤さんと食事をする機会がもてた。これまではグーグルプロジェクトでも、これまでは図書館や大学スタッフを中心とした聞き取りが中心だったので、グーグル社側の方針や考え方を知る上でとても有益な機会だった。話していて、いろいろと示唆されることも多かった。

2009年11月12日木曜日

図書館総合展フォーラム


11月11日に横浜の図書館総合展でパネルを行った。フォーラムは「“グーグル文化と日本” 研究者、図書館の立場からグーグル・ブック構想を評価する」というタイトル。かなりの盛況で300人ほどの会場は事前の予約で席が埋まっていたが、立って聞いてくれている人もかなりおり、問題への関心の高さが感じられた。会場では関心をもつ様々な人とも会うことができた。

2009年11月8日日曜日

学園祭、信州大が懐かしい


今日は学園祭。早稲田祭は人出がすごい。キャンパスはぎっしりで前になかなか進めないほど。信州大学の頃は大学祭がアルコール可だったので、毎年国文科で飲み屋さんを開いていた。だいたい学園祭期間中はその店でずっと飲んでおり、卒業生達もそこに集まって来ていたのが懐かしい。

2009年11月7日土曜日

原稿の入稿

11月6日に田口卯吉関係資料の整理、目録化、それに資料の翻刻、解説を加えて原稿を入稿。基本的には私がまとめ役で、実際の目録作成や翻刻、解説は院生達の手による。入稿とは言ってもこの日は終日大学の仕事があったので、朝方に事務に出しに行った。目録、解説、写真が入るので、組み方や用いる写真の撮影に結構手間取った。とはいえ、学生達と原稿を作り上げるのはそれはそれでとても楽しい。

2009年11月3日火曜日

国語教育学会

31日に早稲田大学の国語教育学会の大会。実はこの日は出身校の高知学芸高校の東京支部総会でもあった。ちなみに今回の総会の幹事は25期、すなわち私たちなのだが、準備を含めてなかなか日程があわなかった。
国語教育学会の方は、院生達の報告で、修士課程、博士課程を含め、国文学、国語教育の報告が1時から6時まで続いた。その後は無論打ち上げ、さらには2次会。発表者は8人だが、これでも院生の一部しか時間的に報告できない状態。これだけ国文学の院生が集まって報告、議論できる大学はもはやほとんどないが、そのことの長短をともに意識させられた。

2009年11月1日日曜日

五十嵐の調査


10月30日は五十嵐書店調査。調査に参加していた一人がしばらく病欠だったが、この日はしばらくぶりに皆参加。聞き取り後にはまたロマーノに。

2009年10月18日日曜日

2ヶ月ぶりのリテラシー史研究会


8月、9月と研究会が開けなかったが、10月17日は予定通り研究会を開催。高美書店史料の概要調査を行った。今回はかなりユニークな資料が多数出てきた。明治期の書店員の店員規則や評価、教科書の各種契約書や顧客リストなど、貴重な情報がつまっている資料が出てきた。調査後の打ち上げは勝芳へ。

2009年10月11日日曜日

図書館連携プロジェクトにひと区切り

早稲田大学図書館の貴重資料室に協力してもらって行っている図書館連携プロジェクト。資料室の未整理資料を学生達と整理、目録化、さらにはそれを刊行するまでの流れを組み込んだ授業の試み。一昨年にはじめ、最初に扱った田口卯吉関係資料の整理がようやく終わり、その目録や翻刻原稿もできあがってきた。全体での作業は終えて10日に打ち上げ。ロマーノという店に。この店は魚介類がおいしくリーズナブルで使い勝手がいいので、最近気に入っている。田口家資料の次は、別の資料を対象としてプロジェクトは継続していく予定。

2009年10月8日木曜日

発熱と台風と

昨日から発熱、体中に発疹が出て大変な状態に。朝方医者に行ったところ、水疱瘡のような感染性のものの可能性もあるので授業は休みなさいとのこと。休講の連絡を回していたが、この8日は結局台風で授業が休講になってしまった。校内を歩いていると確かに飛ばされそうなほどのすごい風。翌日には熱や発疹は治まって、血液検査の結果特に感染性のものでもないとのこと。どうやら海外調査で疲労がたまっていた模様。

2009年10月5日月曜日

帰国時に発熱、、ひょっとして?

3日の土曜日の飛行機でサンフランシスコを発ったが、前日の夜から発熱と悪寒、喉の痛み。まさか新型インフルエンザかと気が気でない。熱のために体がだるく機内ではひたすら寝ていた。そのせいで、帰りは長さをほとんど感じなかったほど。とはいえ入国手続きの際にこのせいでやっかいなことになりそうで憂鬱だった。ところが着陸する頃には熱がひき、空港の健康相談の人に症状を申し出たが、その場で検温、その症状でこの体温ならまずインフルエンザではないということでほっとして帰宅。

スタンフォード大での調査


2日はスタンフォード大での調査。列車でMillbraeから20分くらいでPalo Altoに。そこからは学バスがひっきりなしにキャンパスに出ている。むろん無料。副館長でグーグル計画を担当しているカーターさんから取材を行った。その後、フーバー図書館で調査をしていた。さすがに旅の疲れもあってぐったり。

再びサンフランシスコ


月がかわって1日、ロサンゼルスからサンフランシスコへ。サンフランシスコでは、わりとよくMillbraeという駅のそばのホテルを使う。この駅は空港から一駅と近く、バークレーに行きたいときはBartラインで北へ、スタンフォードに行きたいときはCaltrainで南へ。と車がなくともタクシーなしで空港、両大学に電車で行き来できて便利。

着いた時間が少し早かったので、町に出てチャイナタウンを散策していた。サンフランシスコのチャイナタウンはとても好きな場所で、活気があるし売っているものは面白いしで本当に飽きない。例えば写真はなんと「Zen Game」。禅のゲーム。どうするかというと砂を引いて禅寺の庭のように模様を入れる。そんなことをして楽しいのかどうか分からないが、というか砂くらいどこにでもあろうにと思いつつ、重たくなければ買っていたかもしれない。砂だから重いのだ。

UCLAでの調査


9月30日、UCLAへ。少し早く着いたのでキャンパスの中にある植物園を散歩していた。図書館長に会った後、カリフォルニア大学でのデジタル事業に数多くたずさわってきた副館長のファーブさんに聞き取りを行った。また、日本語図書館のマルラさんとも会い、情報を収集。

デトロイトからロサンゼルスへ

早朝アンアーバーを車で出て、デトロイトへ。デトロイトからからフィラデルフィア経由でロサンゼルスに飛んだ。ロサンゼルスは2泊なので空港そばのホテルに泊まることにした。空港からUCLAまでは結構距離があるが、いくつもバスが出ている。バスでだいたい3、40分ほどの距離だが、例えばCulver city busを使うと空港からキャンパスまでたったの1ドル。

ミシガン大学での調査


ミシガン大学へ。ミシガン大学図書館でのデジタルプロジェクトの責任者はジョン・ウィルキンさん。彼とともに働いていてプロジェクトの詳細を把握しているというルベットさん、それに日本語図書館の長である仁木さんからの聞き取り。仁木さんはこの週末に日本へ発つ予定。昼食も3人でともにした。

ボストンからデトロイトへ


26日にボストンからアトランタ経由でデトロイトへ。レンタカーを借りて、ミシガン大学のあるアンアーバーに向かった。着いたのは夜遅く。翌日曜日は一日あけていたので、とりあえずアンアーバー近辺をドライブして過ごしていた。そうするとキャンパス近くにけっこう広い湖があり、カヌー貸します、という表示が出ていた。立ち寄って一人乗りのカヌーを貸してもらえるかと聞くとだったら一人乗りのカヤックが3時間20ドルで安い、というのでカヤックをかりて湖上で過ごしていた。

ハーバードでの調査


25日はハーバード大学の図書館について調査。グーグルライブラリプロジェクトを含めたデジタルプロジェクトの責任者でもあるOIS(Office of Information System)長のトレイシーさんを日本語図書館の長であるマクヴェイさんに紹介してもらった。二人から2時間ほど聞き取り。その後は別件での調査を行っていた。

ボストン市内を散策


ホテルからは地下鉄の駅まで歩いて15分ほどだということなので、とりあえず歩いてSullivan Squareという駅まで。調査は翌25日にアポを入れていたので、24日は久しぶりということもありボストンの市街地を散策していた。

海外調査に出発


9月23日に海外調査に出発。成田からサンフランシスコに。最初の調査予定地はボストンなので、ここで乗り継いでボストンへ。飛行機と飛行場でひたすらすごしている感じ。ボストンに着いたのはもうかなり時間も遅く、近くに開いている店もなく、ちなみにルームサービスがあるようなホテルでもないので、ホテルの自動販売機で適当に空腹を満たしてともかく寝た。

2009年9月22日火曜日

五十嵐書店調査

21日は五十嵐書店の調査、この日の聞き取りは今ひとつはかばかしくなかった。10月の4日から日本古書会館で行われる「日本の古本屋博」の話が出ていた。4日にはユニークな企画が組まれており、五十嵐書店も準備にかかわっているとのことで、ぜひ見に行きたいのだが、ちょうどそれまでは海外なので行けないのがかえすがえすも残念。

2009年9月13日日曜日

4年生ゼミコン、なぜ今、、、

9月12日は4年生ゼミのコンパだった。沖縄料理の次郎亭で。卒論の中間提出を控えた今の時期になぜ、という感じだったが、学生達に誘われれば私は基本的に断らない。時間が空いていればだが。なかなかすんなり卒業という人達ばかりではなく、いろいろと山あり谷ありの学生達の話を遅くまで聞いてました。

2009年9月11日金曜日

パネルの打ち合わせ

先のことだが、11月11日にパシフィコ横浜で開催される図書館総合展で、グーグルプロジェクトに関するパネルを開くこととなった。昨年もこの図書館総合展で講演をしたが、その時は角田柳作についての話と早稲田大学図書館のデジタルデータベースに関する話をした(かなり難しい組み合わせだった)。今年はARGの岡本真さん、慶應義塾大学名誉教授の高宮利行さんとともにパネルを予定。この日はそれに向けた打ち合わせを行っていた。私は主に現在の米国内でのグーグルプロジェクトの現状把握なしでこの議論はあり得ないので、実態調査をベースに話をすることに。

2009年9月7日月曜日

合同発表会


9月6日、今年で3年目となる日大との院生合同発表会を日大文理学部で行った。今年はさらに他大学の院生、学生も混じり、人数もかなり多くなった。院生の報告が4つ、そして数多くのポスター発表が加わり、5時間にわたって行われた。

2009年9月3日木曜日

卒論の中間報告


今年は4年生で卒論の中間報告会をかねて合宿を行った。場所は日光。初日に宿で中間報告。その後、食事、夜は打ち上げ。報告会も3時間近く熱の入ったものだったが、夜は夜で非常な盛り上がりを見せていた。翌日は華厳の滝を経由して中禅寺湖、二神荒神社をまわったが、天気が悪く、もうかなり寒かった。

2009年8月28日金曜日

古書店史調査

26日、五十嵐書店の調査。とりあえず五十嵐さんの伝記的な概要情報をまとめようとしているが、ついつい話を聞いていると個々の話がおもしろく、3時間あまり聞いても数年間分しか話が進んでいなかったりする。

2009年8月11日火曜日

新たな満州関係史料

8月10日に財団法人日本力行会に史料の整備と相談のために訪問。そこで最近見つかった史料を見せてもらった。満州関係を含む一次資料が新たに5、6箱見つかっており、相当貴重な資料を多数含んでいた。力行会では、すでに自分たちの力で目録化作業を進めていた。

2009年8月10日月曜日

地下の博物館


昭和文学会の編集委員会で明治大学へ。今年度はなかなか委員会に出ることもままないうちに任期あけとなった。その後に懇親会があったが、それまでに時間があったので皆で学内を見学。ちょうどオープンキャンパスにあたっており、人手も多かった。法制史料を初めとする学内での展示が非常にうまく整備されていた。大学の地下に刑罰の道具コレクションがあるというのもなかなかユニーク。

2009年8月8日土曜日

院生の合宿




8月1日、2日と院生合宿。今年は松本へ。初日は高美書店史料の目録作成を行った。その後、信州大学の松本和也さんを呼び、その著書『昭和十年前後の太宰治』の読書会。そして温泉に入った後、打ち上げ。翌日、午前は信州大学の図書館にお願いして、山岳図書の小谷コレクションを特別資料室で閲覧させてもらった。午後はようやく回復した天気の中、松本市内で自由行動。高美書店を訪れて、その経営する古書店、慶林堂で本を買った学生達も。卒業生の参加も多く、充実した合宿。

2009年7月30日木曜日

卒論ゼミの打ち上げ


4年生の卒論のゼミで打ち上げ。合宿の打ち合わせも兼ねていた。結局4年ゼミでは卒論の中間報告を兼ねて日光に行くことになった。

2009年7月28日火曜日

図書館連携プロジェクト


28日は図書館連携プロジェクトを10時から夕方まで行った。昨年の4月からはじまったこの試みは、早稲田大学図書館所蔵資料を用いて、文書資料を解読、整理、公開するスキルを身につけることを目的としている。あわせて、大学院での教育と図書館活動との効果的な連携をめざしてもいる。まずは田口卯吉関係史料の整理をはじめたが、それがようやくこの日にほぼ終了した。次は目録をチェックし、いくつかの翻刻とともに活字化、公開する段階へと移る。この日の打ち上げは例によってAttonへ。またですが、、、

2009年7月27日月曜日

図書館デジタル化関連のシンポ その2

先日のグーグルによる図書デジタル化のプロジェクトをめぐるシンポの続編が、東京電機大学であったので参加。国会図書館の長尾真さんやペンクラブの三田誠広さんが参加しており、議論は日本における図書館蔵書のデジタル化、公開のかなり具体的な部分に移ってきた感がある。
私自身の方は海外の日本語蔵書のデジタル化と公開に関する調査の調整をしているところ。ミシガンとハーバード、スタンフォードについては、すでに調査のセッティングが終わったが、カリフォルニア大学との調整に手間取っている。

2009年7月26日日曜日

高美資料概要調査 松本編




25日、26日と松本で高美書店史料の概要調査。信州大学の教員、学生や卒業生も参加して、この日は15人、翌日も13人と、本当によく集まってくれた。懐かしい顔にも会えて、心温まる数日でした。打ち上げに行った韓国料理屋さんもとってもおいしくていいお店でした。

2009年7月19日日曜日

高美資料概要調査 東京編


7月18日のリテラシー史研究会は今年度最初の概要調査。大学からのパソコン貸出を利用することでずいぶん準備面では楽になった。忙しい中を院生も空き時間を作って参加してくれたり、他大学や卒業生からの参加もあって調査はかなりはかどった。参加の延べ人数は10人を超えたが、打ち上げに行く時に残っていた人数は比較的人数が少なかったので「勝芳」へ。

2009年7月10日金曜日

小全研、仕事でちょっとぐったり

7月9日、小学生全集研究会、といってもこの日は皆仕事等の都合で集まったのは7時。結局少し打ち合わせをした後にいつものごとくAttonへ。

2009年7月5日日曜日

グロリアクラブでの講演

7月3日にグロリアクラブで講演。米国内の日本語図書の歴史について話していた。図書館や出版社から聞きに来てくれた人も多い。グーグル問題がアメリカ国内の日本語図書のデジタル化、公開に及ぶということのからの関心もあった様子。とはいえ、実際に後で話を聞いてみるとかなり以前から日米間の書物流通に関わっている人たちも多く、こちらも色々と情報を得ることができた。

2009年7月2日木曜日

幻灯、ふたたび


7月2日、再び演劇博物館に資料を見に来ていたHeustisさんと、仕事を終えたあとで飲みに行った。場所は大学近くの「麻の葉」、品数も多くておいしいコースやランチでよく知られている店。この日の料理もなかなかで彼女はとても気に入っていた。

2009年6月30日火曜日

グーグル検索和解協定

7月30日、日本出版学会と日本ペンクラブが合同で主催するシンポジウム「グーグルブック検索和解協定を検証する 出版流通・表現の自由・国際比較の観点から」を聞きに行った。グーグル訴訟の和解は、その影響がアメリカ国内に止まらない。日本でも出版にかかわる多方面からの注意を引いてきた。特に今回は弁護士を招いての法的な観点からの話しが詳しく聞けそうだったので参加。

幻灯の調査

カナダから画家のAmy Heustisさんがやって来た。幻灯や写し絵に関心があり、日本の幻灯を見たいという。ハワイ大学のバゼル登紀子さんからの紹介。早稲田の演劇博物館の方々にお願いして、所蔵資料を見せてもらう手はずをととのえた。

2009年6月29日月曜日

御嶽調査に参加


6月28日には御嶽山に調査へ。御嶽調査は、もう数年来続いており、信州大学の教員、学生を中心に前日から作業に入っていた。御嶽神社の所蔵している資料には近代にそこで用いられた祝詞や教材として用いられたと思われる書籍類なども含まれており、興味深かった。夜は例の如く遅くまでみんなで飲んでいました。

2009年6月26日金曜日

早稲田の古書店調査


早稲田の古書店である五十嵐書店の聞き取り調査を先月からはじめた。まだ打ち合わせ段階だが、次回からある程度系統立てて古書店街の歴史についての調査を少しずつ進めていくこととなった。信州大の教員、東北大の院生と私、それに早稲田の院生にも少し加わってもらい、基礎的な情報を蓄積していってみる。どのようなことがそこから分かってくるかは、まだ今ひとつ不明だが。

2009年6月25日木曜日

3年ゼミコンパ


6月24日、よく利用しているAttonを貸し切りにして3年生ゼミ演習のコンパ。人数は25人を超えるくらいだったので立食形式にしてなるだけ互いに話せるようにした。人数が多くなるとコンパが大変にはなるけれど、できるだけこういう機会は作りたい。結構な盛り上がりでした。大声で話さないと話しが通じないくらい皆よくしゃべっていたので、のどが痛くなったほど。

2009年6月21日日曜日

力行会の蔵書整理


6月20日はリテラシー史研究会。今回は、先月に引き続き日本力行会での調査。今回整理したのは主に70年代くらいからの移民関係の一時資料。力行会がかかわった渡航関係の資料類も多かった。かなり雑多な種類の資料が含まれていたが、夕方には一区切りついた。以前から力行会にあった資料類はほぼ今回の整理で入力を終え感慨ひとしお。今年は参加者が多く、そのおかげで作業がよく進められた。OBも数名参加。皆で打ち上げをしました。私は結局終電乗れませんでした。

2009年6月18日木曜日

村上本の読書会

6月17日、中央大学の宇佐美さんを招いての読書会。『村上春樹と一九八〇年代』で、国文の院生達を中心として合評会があった。授業があったので途中から参加したが、熱のこもった議論のやりとりがとびかっていた。その後は「成都」で打ち上げ。異なる大学で院生どうしが情報交換したり議論したりする機会は自身の経験からしてもとても貴重。

2009年5月28日木曜日

小全研、そろそろ終盤

5月27日、小学生全集研究会。だいたい刊行する中身がまとまってはきたが、ここにきて問題意識や方法について再度メンバーの間で討議をすることに。方針をだいたい定めて、あとは各自が細部を詰めていく作業になりそう。その後はAttonへ。

2009年5月20日水曜日

今年も元気に図書館連携プロジェクト


昨年、早稲田大学の中央図書館の協力を得て、特別資料室の史料の整理、翻刻、目録化を授業に組み入れて行う試みをはじめた。この企画は今年も継続、最初に扱った田口卯吉関係史料は、今年度にはほぼ整理と目録化を終えられそう。

2009年5月17日日曜日

にぎやかな調査


5月16日 リテラシー史研究会。この日は参加者も多く、日本力行会の資料室がいっぱいになってしまうくらい。はじめての参加者が多かったが、その後、院生達で出している論文集の合評会があったこともあって、急いでみんなで大学まで移動、その後打ち上げとなった。皆さん本当にお疲れさま。

2009年5月9日土曜日

昭和文学会の講演

5月9日 二松学舎大学で昭和文学会。作家のあまんきみこさんを招いての講演、質疑があった。「あまんきみこさんに聞く 書いてきたこと、書いてきた道」(あまんきみこ 聞き手 宮川健郎)「サブカルチャーから教育へ  金子みすゞ受容の変遷」(藤本 恵)「あまんきみこと戦争児童文学 「ちいちゃんのかげおくり」を中心に」(木村 功)

2009年5月6日水曜日

毎日新聞が吉村さんの記事




先日の品川での取材が、毎日新聞に掲載された。少しでも米議会図書館接収の日本語文献に対する関心が高まってくれればよいのだが。

2009年4月28日火曜日

米議会図書館蔵書の取材

4月27日、品川のホテルパシフィック東京で吉村さんと再度会った。毎日新聞の記者の方と共に、目録作成に関する情報や、彼女がアメリカに渡って議会図書館で勤めるに至った経緯や、蔵書を整備してきた過程について取材させてもらった。その後、早稲田の山本先生夫妻はじめ吉村さんに世話になった人たちと合流して食事会。

2009年4月19日日曜日

「リテラシー史研究」2号の合評会


4月18日に「リテラシー史研究」2号の合評会を行った。執筆者も多く参加。レポーターの人たちもしっかりしたコメントをしてくれて、ディスカッションの時間がいま少しほしかったくらい。だがそう思うくらいが合評会にはちょうどかと。例によってその後はAttonへ。

2009年4月12日日曜日

吉村敬子さんの労作、ついに


4月11日 この日は吉村敬子さんの出版記念会。吉村さんは米議会図書館に接収された文献の目録を長年かけて作成してきた。正確にはまだ刊行されておらず、6月に文生書院から3冊の形で刊行予定。吉村さんには米議会図書館の日本語蔵書史に関して何度か調査に協力してもらった。今回の会の呼びかけ人の一人として、労作の刊行をお祝いした。

2009年3月26日木曜日

記念品




卒業式の翌日、卒業するゼミの4年生達が集まって卒業を祝う。あいにく仕事で顔を出すのがやっと。卒業生から記念品を頂いた。どうもありがとう。そして卒業、本当におめでとう。

卒業式


25日は卒業式。卒業生の皆さんおめでとう。学生数は多いものの、国文学科では一人一人学生の名前を呼んで手渡しで学位 記を渡すことになっている。国文学科の謝恩会は例年どおり椿山荘。

2009年3月11日水曜日

一足早く




早稲田キャンパスの南門脇の桜は、いつもキャンパスの他の桜よりも一足先に咲いている。今年もやはり早く10日にはこのとおり。

2009年2月12日木曜日

雑誌改造の研究会

11日は慶応の三田キャンパスで「改造社を中心とする20世紀日本のジャーナ リズムと知的言説をめぐる総合的研究」の研究集会。「リテラシー史料の保存・調査を生かす教育・研究プログラム」というタイト ルで報告を行った。出版関係の一次資料を扱った教育、研究の可能性や難点を自身の経験を交えて報告。

2009年2月9日月曜日

小全研シンポジウム

8日の日曜日は小学生全集をめぐる成果を出版するために、武蔵野大学の宮川研究室でシンポジウムを行なった。一般読者にもこの全集のはらんでいるユニークな特徴や問題点がうまく伝わるようにしたいところ。

2009年2月6日金曜日

「リテラシー史研究」第2号


ようやく「リテラシー史研究」の2号が完成、図書館や関係者への発送作業を行なった。これにあわせて、1号をデジタル化してオンラインジャーナルする予定。この作業も早く進めたい。

2009年1月27日火曜日

卒論の報告会


1月26日の月曜日は卒論の報告会を行なった。各自が卒論の概要と課題などを報告、そして口頭試問を兼ねての質疑でだいたい3時間。打ち上げは「おもかげ寿司」で。皆さんお疲れ様。

2009年1月18日日曜日

入試シーズンの到来


いよいよ入試シーズン。仮設のトイレが校内にはあらわれる。毎年神経を使うこの時期は、入試や各種の成績、来年度のシラバス作成等かなりあわただしい時期。

2009年1月11日日曜日

研究会いよいよ佳境に

1月10日は研究会。小学生全集をとりあげた研究も数年続いてきたが、これまでの成果をそろそろ出版社に入ってもらって本にしようということに。それに向けて本の構成や関連するシンポジウムの企画について話が進み始めた。