しばらく行っていなかった甲府の温泉宿に久々に泊まりに。あまりに暑かった夏のせいか、紅葉はいまひとつ。帰りに大柳川渓谷を散策。瀧沿いに山間を登っていく道がほどよく整備されていて、気持ちの良いところでした。
2024年11月8日金曜日
2024年10月29日火曜日
日本近代文学会、広島
日本近代文学会の大会で広島へ。なかなか微妙なところにキャンパスがあるので、空港近くに宿をとって、レンタカーで移動。
日曜は早朝に起きて、学会の前に大久野島の毒ガス資料館、戦跡を見て、それからキャンパスへ。新開地をめぐるパネル報告がなかなか資料も充実していて聴きごたえがあった。
2024年10月28日月曜日
後藤静香記念館での調査
来年出す本の補足、追加調査のため、後藤静香記念館に調査に訪れたのだが、あまりに資料が面白く、9月、10月といく度もお邪魔することに。
後藤静香の希望社は、戦前、高等女学校生や中学生、あるいは中等教育に進めない若者たちに向けた雑誌や修養書を出版し、読書会(誌友会、相互修養会)を通して全国各地に読者を生み出し、多様な社会事業、社会運動に結びついていった。その資料をまとめて保管してきたのがこの記念館となる。希望社の出版部の全体が見られるのは、ここをおいて他にはない。
所蔵資料の目録がまなだいということだったので、まずは所蔵資料全体に整理票を入れ、所蔵資料目録の作成にとりかかった。全体では4、500点ほどの資料なので、一人で始めたが、資料の内容も興味深く、希少な資料でもあるので、出版社と相談して、雑誌のいくつかを復刻、出版することに。
今後も資料の調査、研究を続けていくことになろうかと思うが、共同研究のような形ができるとよい。
2024年9月30日月曜日
安積歴史博物館中学校資料の調査
5月に続いて、今年2度目の安積歴史博物館中学校資料の調査。早稲田大学に資料を運んでの調査はこれが2回目。1回目で調査し終わった資料は、9月頭に改修中の歴史博物館へ運搬、返却。新たに調査する分を郡山から大学へ移しておいた。
前回に続いて、今回も調査とあわせて研究報告会もあわせて行い、電子化、総目次作成を進めている安積中学校の校友会を中心に以下の報告があった。
「雑誌の世の中」の「扶桑の花」 柿本真代
「扶桑の花」 小説欄の紹介 出木良輔
「扶桑の花」における懸賞、投票企画について 加藤優
2024年8月31日土曜日
2024年8月10日土曜日
和歌山での研究会番外編
県立図書館の地下書庫に保存されている和徳文庫や、戦前の学校所蔵図書を見せてもらい、また、和歌山中学校の校友会誌や図書館史などを見せて頂いた。あわせて桐蔭高校にも調査に入れてもらい、戦前の校友会誌や戦後初期の図書館報を撮影。また、和歌山中学校に明治38年にできた最初の文庫(戦役文庫)の目録も見つかり、貴重な機会となった。
また、調査の帰り道に寄った「関西最強」をうたった花山温泉というところに立ち寄ったところ、これが大変気持ちのよいお温泉でした。