2009年11月28日土曜日

恩師の講演

11月28日土曜日は、本来なら授業はないのだが、回り持ちで行っている全学向けの授業の日。授業を終えてから、早稲田の国文学会の大会に向かった。恩師である竹盛先生の講演があるということだったので向かうと、同じ時期に大学院ですごした先輩や後輩の人達のなつかしい顔が。久しぶりに先生の授業というか、講演を聴けて満足。

慶應義塾大学図書館と五十嵐書店と

27日は、昼から慶應義塾大学図書館に取材。グーグルプロジェクトに関して、図書館の事務長である石黒さんから詳しい話を聞いていた。慶應は、海外の大学図書館とは異なり、日本国内で通用するレベルの大規模な著作権処理を丹念に行っていた。このプロジェクトに関しては、それぞれの大学で事情や状況が異なり、驚くことが多い。
その後、五十嵐書店の調査が入っていたので早稲田に移動して、聞き取り調査を行った。五十嵐書店調査については、近刊の「リテラシー史研究」に関連する論が掲載される予定。

2009年11月24日火曜日

御嶽での調査


22日から23日にかけて、長野県の御嶽神社の調査。私は主にマネギ担当で、マネギにアイロンかけをしていた。マネギは御嶽にやって来る講社がそれぞれ作る旗印みたいなもので、ここには大量に保存されている。次回は2月というから、来るとしたら今度は雪の中での調査になるんではないだろうか。

2009年11月22日日曜日

「力行世界」総目次

11月21日にリテラシー史研究会で日本力行会の調査。蔵書整理は一区切りつけ、今回から日本力行会の機関誌である「力行世界」の総目次作りに取り組む。とはいえ、まずは目次作成のルール、方針作り。特に発行初期は明治期のものであり、形態も変動するので、かなり大変な作業だった。記事としては非常におもしろいものも多いのだが。

2009年11月21日土曜日

グーグル社の活動

11月20日にグーグル社の佐藤さんと食事をする機会がもてた。これまではグーグルプロジェクトでも、これまでは図書館や大学スタッフを中心とした聞き取りが中心だったので、グーグル社側の方針や考え方を知る上でとても有益な機会だった。話していて、いろいろと示唆されることも多かった。

2009年11月12日木曜日

図書館総合展フォーラム


11月11日に横浜の図書館総合展でパネルを行った。フォーラムは「“グーグル文化と日本” 研究者、図書館の立場からグーグル・ブック構想を評価する」というタイトル。かなりの盛況で300人ほどの会場は事前の予約で席が埋まっていたが、立って聞いてくれている人もかなりおり、問題への関心の高さが感じられた。会場では関心をもつ様々な人とも会うことができた。

2009年11月8日日曜日

学園祭、信州大が懐かしい


今日は学園祭。早稲田祭は人出がすごい。キャンパスはぎっしりで前になかなか進めないほど。信州大学の頃は大学祭がアルコール可だったので、毎年国文科で飲み屋さんを開いていた。だいたい学園祭期間中はその店でずっと飲んでおり、卒業生達もそこに集まって来ていたのが懐かしい。

2009年11月7日土曜日

原稿の入稿

11月6日に田口卯吉関係資料の整理、目録化、それに資料の翻刻、解説を加えて原稿を入稿。基本的には私がまとめ役で、実際の目録作成や翻刻、解説は院生達の手による。入稿とは言ってもこの日は終日大学の仕事があったので、朝方に事務に出しに行った。目録、解説、写真が入るので、組み方や用いる写真の撮影に結構手間取った。とはいえ、学生達と原稿を作り上げるのはそれはそれでとても楽しい。

2009年11月3日火曜日

国語教育学会

31日に早稲田大学の国語教育学会の大会。実はこの日は出身校の高知学芸高校の東京支部総会でもあった。ちなみに今回の総会の幹事は25期、すなわち私たちなのだが、準備を含めてなかなか日程があわなかった。
国語教育学会の方は、院生達の報告で、修士課程、博士課程を含め、国文学、国語教育の報告が1時から6時まで続いた。その後は無論打ち上げ、さらには2次会。発表者は8人だが、これでも院生の一部しか時間的に報告できない状態。これだけ国文学の院生が集まって報告、議論できる大学はもはやほとんどないが、そのことの長短をともに意識させられた。

2009年11月1日日曜日

五十嵐の調査


10月30日は五十嵐書店調査。調査に参加していた一人がしばらく病欠だったが、この日はしばらくぶりに皆参加。聞き取り後にはまたロマーノに。