2023年10月2日月曜日

安積歴史博物館、秋の調査

 安積歴史博物館での現地調査は、これからしばらくお休みとなる。年末から耐震補強工事がはじまって休館。ただ、博物館側と話し合って、これまでの進めてきた資料調査は工夫して継続していくこととなった。具体的には、これまで同様、5月と10月に3日間の日程で調査を進める。ただ、現地ではなく、場所は早稲田大学の教室を使うこととなる。1回に調査する分の資料を、文書箱で6箱程度を研究室で預かり、調査が済んだらそれを現地に戻す形をとることに。



2023年9月28日木曜日

合宿ふたたび

山中湖でのゼミ合宿。ゼミ合宿も3年ぶりになる。今回は山中湖で、参加学生たちは自分たちでいろいろとアクティヴィティの予定を組んで楽しんでいました。昼間に卒業論文についてのミーティングを行い、夜は恒例の花火で、これまた久しぶりで感無量でした。




2023年9月3日日曜日

学会報告のためにインドネシアへ。「第11回 東アジアと同時代日本語文学フォーラム 2023バリ大会・次世代フォーラム 近現代アジアのグローカル文化と交差性――表象・衝突・共生」。バリ島での開催で、クタビーチそばの素敵な会場で、滞在中は朝早くからビーチをランニングしていた。研究発表は朝から夕まで盛りだくさんの二日間で非常に刺激的な日々でした。私は初日に「文化工作<実践>への仲介者たち 『東亜文化圏』を手がかりに」というタイトルで話させていただいた。




2023年8月5日土曜日

明治学院大学での調査

明治学院大学の所蔵する江川淑夫氏の寄贈資料調査。年頭の初回調査に続いて2回目の調査となる。目黒駅に近くのお店で慰労会。と思っていたらお店がない。いったり来たりしているうちに、地下通路に置かれていた書棚の背後にお店を発見。スパイ映画のような入り口。



2023年7月28日金曜日

シンガポール国立図書館での調査

シンガポールの国立図書館での調査。あと1回くらいで、当初予定していた資料の調査がだいたい終わりそうなめどがたってきた。それにしても航空券も宿泊費もコロナ前と比べてずいぶん値上がりしてしまった。今回の調査予定が順調に消化できたので、少しあいた時間で旧フォード工場戦争博物館へ。地下鉄でHillview駅まで移動して、そこから歩いて博物館に。





2023年7月26日水曜日

児童雑誌研究をめぐる読書会

前期の読書会で柿本真代さんの『児童雑誌の誕生』を扱うことになり、著者の柿本さんに来ていただいた。ちょうど児童雑誌に関心を向けている院生もいく人かいたこともあり、今回の読書会となった。わざわざ遠いところを来て頂いてありがとうございました。



2023年7月18日火曜日

同僚との納涼会

学科で納涼会。学科全体にお声がけしての会は3年ぶりくらいだろうか。といっても、別に感染症がなくなったわけではなく、健康に不安のある方には無理して参加されないようお願いした。新任の先生を囲んでの歓迎会もまだだったので、こうした機会がもててよかった。



2023年7月13日木曜日

八戸から十和田湖へ

観光で八戸の街で一泊、そして十和田湖の方で一泊。八戸の夜は素敵なお店が多く、とても楽しい時間を過ごすことができた。その前に立ち寄った八戸ブックセンターは自治体運営の書店なのだが、本のそろえ方、見せ方、売り方に半端なく手がかかっており、いつまでも居たくなるような空間だった。



翌日は十和田湖の方へ。八甲田雪中行軍遭難事件に関わる記念碑で一枚。『八甲田山』は映画、小説ともに若いころ、というか子供の頃に近いが、鮮明に記憶に残っている作品。



2023年5月15日月曜日

郡山での調査

安積歴史博物館での今年最初の調査。今年も5月、10月に調査を企画している。連休翌週の3日間を使っての調査。今回でほぼ和装本の調査が終わり、学校で作成された文書類の調査がいよいよ始まる。

ただ、年末には博物館が耐震補強工事に入り、3年間休館することに。昨年の福島県沖地震を含め、これまでの地震の被害もあり、どうしても必要な大事な工事だが、閉館中に同館の資料をどこに置くか、また、それらを調査する場合にどうやって行うかを考えていく必要がある。とりあえず今年の10月調査までは現地での調査が実施可能。



2023年4月27日木曜日

ゼミコンパの復活

ほぼ3年ぶりのゼミコンパ。本当は卒業式のあとに卒業生と集まる予定だったが、法事で急なキャンセルとなってしまった。現4年生は感染症の影響でなかなかこうした集まっての活動がこれまでできなかったこともあり、今年は合宿を含めていろいろと企画をしていきたいとのこと。



2023年3月31日金曜日

同僚と久しぶりの慰労会

 感染症についての心配もまだあり、学科全体での歓送迎会は今年を含めてまだ行っていない。ただ、せっかくなのでちょっと声のかけられる先生にお声がけして小規模な食事会。あわせて、別の大学に移られる石上阿希先生を囲んでの会に。お世話になりました。



2023年3月26日日曜日

卒業式を欠席

 卒業式と家族の法事が重なってしまい、卒業式を急遽欠席することに。高知と東京を行ったり来たりであわただしく日が過ぎていった。学科主任は卒業生に向けた挨拶もしなくてはならかったので、短い文章を送って専攻主任の先生に代読してもらった。卒業生の皆さんご卒業おめでとうございました。



2023年3月2日木曜日

正誤表

拙著『「大東亜」の読書編成』(ひつじ書房、2022年2月)の正誤表です。お知らせ頂いた皆様にはお礼を申し上げます。

13頁9行目 新日本文学の会→新日本文化の会[同事項索引]

20頁5行目 難しくなってく→難しくなっていく

84頁5行目 されには→さらには

88頁11行目 人材を要請す→人材を養成す

96頁3行目 研究の依頼→研究を依頼

203頁9行目 あっぱれば→あっぱれな

215頁5行目 しのぶ→のぶ[ルビ]

270頁3行目 もとした→もとにした

282頁13行目 大きな→大きく

2023年2月19日日曜日

『リテラシー史研究』第16号

 『リテラシー史研究』の16号が刊行された。目次は以下の通り。


中山弘明 木村毅の〈移民〉論  ―「明治文化研究会」/〈学問史〉の視点で―

宮路大朗 『桐の花』総目次・解説 ―口演童話研究資料―

読書史料調査グループ 県立長野図書館業務文書目録 ―読書傾向調査に関する基礎研究の一環―

河内聡子 「榛葉英治日記」新資料紹介 ―1958年の日記について―

和田敦彦 安積歴史博物館中学校資料調査について



2023年1月31日火曜日

3年ぶりにゼミで会食

コロナでゼミを含め、学生との飲み会がずっとできないままだった。ほぼ3年ぶりに大学院のゼミでの飲み会。年度のおわりにぎりぎり懇親会をもつことができた。今年修了の院生にとっては大学院に入って最初で最後の飲み会、それでもできてよかった。次年度は春学期からできればと期待。



2023年1月10日火曜日

明治学院大学図書館での調査

今年から本格的にはじまる明治学院大学図書館での調査。対象となるのは江川淑夫氏寄贈の占領期文化資料の調査。占領期の大衆文化、映画や音楽などに関連した稀少な出版物やパンフレット、チラシ類が豊富。ただ見ているだけでも楽しい資料で、調査が苦にならない。