2022年7月31日日曜日

合評会

 「近代日本の日記文化と自己表象」研究会に参加。今回は『無数のひとりが紡ぐ歴史 日記文化から近現代日本を照射する』の合評会。大門正克氏と坪井秀人氏が報告者となってコメント、そのうえでの意見のやりとりとなった。この研究会の1冊目の本、『日記文化から近代日本を問う』が出たときに私は報告者をそういえば務めた。執筆者、論文本数がこの本は多いので、なかなか全体を見渡しながらのコメントをするが大変だったことを記憶しているが、それでもその多さ自体が方法や資料の可能性の広がりでもあり、むろん学ぶところが多かった。