2025年11月8日土曜日

異郷に遺された本たち

サンパウロ人文科学研究所でハイブリッドの形で「異郷に遺された本たち」と題して講演。研究所に遺る魅力的な資料にふれながら話をし、終わった後は集まってこられた方々と打ち上げ。以前来たときもそうだが、ブラジルはいろんな人達と食べたり、どこかに行ったり日々しているので、帰る日が近づくと大変さびしい。



2025年11月5日水曜日

遠藤家のご家族からの聞き取り

 サンパウロ人文科学研究所で作業をしながら、戦前の遠藤書店のことを聞いてまわっていたところ、研究所の細川理事が以前、遠藤家のビルのテナントであったことがわかり、仲介して頂いて、ようやく遠藤書店の創業者、遠藤常八郎氏のお孫さんにあたるネリーさんからお話をうかがうことができた。次の日曜日に遠藤家のお墓参りにご一緒させて頂くことに。


2025年11月3日月曜日

イピランガの博物館

 以前来たときには工事中で入れなかったというパウリスタ博物館へ。壮麗な建物、庭園で、展示内容も充実、屋上からはサンパウロの中心のビル街が一望できる。観光地としてはとてもすぐれているけれど、駐車場や駅がすぐそばにあるというわけではないので、行くのは少し手間だが、近くの独立記念公園もふくめ、見所満載でした。




2025年11月2日日曜日

サンパウロ大学でのワークショップ

 サンパウロ大学でのワークショップ。2週にわたって、「近代日本の読書調査とそのデータの生かし方 Reader Surveys in Modern Japan: How to Use the Data」というタイトルで行った。読書傾向調査の資料を用いた自身の近著をもとにしたワークショップで、戦前、戦中に読まれていた本や雑誌を、オンラインのデータベースなどを活用しながら実際に自身でそれらを見つけてみたり、疑問点を考えたり、というかたちで行った。





ミナス料理のアカラジェが気になっているという話をしていたら、アカラジェのお店に終わった後で連れて行ってくれました。

2025年10月17日金曜日

サンパウロ人文科学研究所での調査

サンパウロ人文科学研究所での調査をはじめる。今回はサンパウロ大学でのワークショップ、人文研での戦前から1950年代にかけての日本語雑誌の所蔵情報と総目次データ作成、そして戦前に書店出版事業をしていた遠藤常八郎のご家族を探して、遺っている資料を確認する、というのが主な目的。また、人文研でも調査にからめてお話をする機会をもつことになった。



2025年10月14日火曜日

ようやくサンパウロに

 以前は空港からのバスが宿泊しているホテルのすぐ近くにあったMasukudeというホテル前に発着していたけれど、このホテルは今は閉鎖されており、バスも前のように便利ではなくなっていた。けれど鉄道(CPTM)から地下鉄への連結はわかりやすくて安価(地下鉄料金のみ)でとても便利。



2025年10月13日月曜日

出国できず、大慌て

 6年ぶりのブラジル、出国でまずつまづく。しばらくアメリカには行っていなかったのでうっかりしていたが、トランジットのみでもアメリカの場合、電子ビザESTAの取得が必要だった。空港でチェックインのときに気づいて大急ぎで申請、けれど承認通知は間に合わず届いたのは約12時間後。便の変更手続きをして、シカゴ経由の便に変更してもらい、さいわい予定より一日遅れでサンパウロに到着予定。シカゴのO’Hare空港も久しぶり。