『リテラシー史研究』の第5号を準備。26日には執筆者を中心に校正作業を行った。今年の目次は以下の通り。教育学研究科のみではなく、研究科の卒業生や社会学研究科、政治学研究科の院生が執筆。
〈論文〉
間嶋剛 坪内逍遙「十銭銀貨の来歴談」にみる翻案と創造
坪内逍遙『国語読本』から
和田敦彦 家庭に図書館を
『小学生全集』がやってきた
石川雄輝 双方向メディアとしての明治期農業雑誌
付・博文館刊行『日本農業新誌』解題・総目次
〈資料室〉
リテラシー史研究会(小林雄佑) 高美書店明治期発送簿目録(2)
小関有希 中里恒子著作目録
「まりあんぬもの」の可能性
柳澤花七絵 19世紀フランスの挿し絵入り新聞における日本イメージ
Le Petit Français illustré
2011年12月27日火曜日
2011年12月24日土曜日
2011年12月10日土曜日
2011年11月28日月曜日
情報リテラシー教育
26日に立教大学の「情報リテラシー教育に携わる人のための連続講座 情報を評価し判断する力をいかに育むか」で講演。同大学の中村百合子さんが企画の中心。実際に図書館の実務に携わっておられる方も多かったこともあり、その後の質問やディスカッションが非常に実践的、具体的な問題にわたり、自分にとっても図書館という場所と読書について実践的に思考するよい機会になった。
2011年11月20日日曜日
アジ研シンポ、明治大学図書館見学
18日にアジア歴史資料センターの設立10周年記念シンポジウム「アジ歴10周年の回顧と展望」が小野記念講堂で開催され出席。基調講演にドナルド・キーン氏、来賓で福田康夫氏も顔を見せていた。
アジ研は、膨大な近現代の歴史文書をデジタル化、公開してきたが、その後のパネルディスカッションは、各国の研究者にとってそれがどういった意味をもったかを体験的に意見交換しあう形になった。
この日はそのあとで明治大学の図書館へ。明治大学の図書館の副館長は、私の大学院時代の先輩で、以前から見学したいと頼んでいたのだ。特に漫画を所蔵、公開する図書館の構築をめぐる現状や課題を具体的に聞きたかったし、実際に見てみたかった。期待にたがわずすばらしい蔵書だったが、その整理や公開には様々な課題を抱えており、とても勉強になった。この後の経過も含めて、漫画図書館について追っていきたい。
2011年11月7日月曜日
2011年11月5日土曜日
ジャーナリズムコース報告会
11月3日の文化の日は政治学研究科のジャーナリズムコースで院生の報告。雑誌をはじめとしたメディア分析も多いが、情報をただ出すだけで、調べる問題意識があまり見えてこない報告も少なくないのが心配、、
2011年10月30日日曜日
2011年10月17日月曜日
2011年10月15日土曜日
2011年10月12日水曜日
書評を持って両親が上京
両親がコンサートを聴きに上京。喜寿のお祝いを昨年できなかったのでお祝いがてら一緒に食事。8日の日曜日『高知新聞』に『越境する書物』の書評が出ていたとわざわざ持ってきてくれた。大島真理氏のとても好意的な書評で、両親が喜んでいた。家族はありがたい、、、
2011年10月10日月曜日
『越境する書物』紹介記事
先月『毎日新聞』の方が『越境する書物』のインタビューに来てくれた。内容についてまとめた記事が10月9日の日曜日の朝刊に。写真つきでかなり大きく扱ってくれており、ありがたい。こうした研究に関心をもってくれる人が増えてくれればと願うばかり。
ウェブ版はこちら。
ウェブ版はこちら。
2011年9月17日土曜日
2011年9月10日土曜日
2011年9月6日火曜日
2011年9月4日日曜日
2011年8月28日日曜日
『越境する書物』の紹介
立教大学の中村百合子さんより講演企画のお話しを頂いた。中村さんといえば『占領下日本の学校図書館改革』(慶應義塾大学出版会、2009年)で著名。ご自身のブログで、新刊の拙著『越境する書物』についても詳細に解説。ありがたいです。
http://d.hatena.ne.jp/to-yurikon/20110825
http://d.hatena.ne.jp/to-yurikon/20110825
2011年8月6日土曜日
高美書店調査
2011年8月3日水曜日
2011年7月22日金曜日
2011年7月17日日曜日
リテラシー史研究会、ジャーナリズムコースの報告会
16日の土曜日はリテラシー史研究会。久々の高美書店近代書店資料の概要調査。高美書店資料は『国定教科書はいかに売られたか』の刊行で整理に役立つデータをまとめたこともあって、整理の環境はかなり整ってきた。その後は勝芳で打ち上げ。
この日は政治学研究科ジャーナリズムコースの院生報告会も重なり、そちらで指導も持っていたこともあって報告会場にも顔を出したりと、あわただしい一日。
この日は政治学研究科ジャーナリズムコースの院生報告会も重なり、そちらで指導も持っていたこともあって報告会場にも顔を出したりと、あわただしい一日。
2011年7月8日金曜日
米海軍日本語学校
コロラド大学と共同で、同大学の米海軍日本語学校アーカイブズの紹介を行ってきたが、そのサイトを見たテレビの制作会社から取材。ドナルド・キーンさんについてのドキュメンタリを制作中とのことで、関連する写真資料が使いたいということだったので、コロラド大学と仲介。早稲田大学図書館も角田柳作関係の資料提供に協力することとした。
2011年6月30日木曜日
2011年6月20日月曜日
2011年6月19日日曜日
2011年6月13日月曜日
2011年6月11日土曜日
2011年5月31日火曜日
2011年5月29日日曜日
2011年5月27日金曜日
2011年5月23日月曜日
『リテラシー史研究』第4号合評会
21日は『リテラシー史研究』第4号の合評会。執筆者には遠方からの参加もあり、盛況でした。この雑誌も科研や大学の助成などを受けつつはや4号。第5号も是非出したい。原稿は今年も募集中。
2011年5月19日木曜日
国定教科書はいかに売られたか
調査にあたっている高美書店の資料をもとにした研究の成果が『国定教科書はいかに売られたか』として刊行された。明治期の出版、販売関係の翻刻資料もたくさん収められている。目次は以下の通り。
『国定教科書はいかに売られたか 近代出版流通の形成』(ひつじ書房、2011年)
第一章 教科書史、その資料と歴史の空白 和田敦彦
第二章 高美書店の風景 歴史・人・空間 磯部敦
第三章 「特約販売所」としての高美書店
「二重」契約の成立 中野綾子
第四章 国定教科書特約販売所としての地方書肆
書簡・通達文書から 柴野京子
第五章 教科書販売は儲かるのか
取次販売所の契約と経営 小関有希
第六章 国定教科書取次販売所の取引現場を辿る
長野県一書肆の事例を追って 河内聡子
第七章 遅れる教科書
教科書供給問題の構造と責任 甲斐伊織
第八章 国定教科書流通の地理的空間
空から見えてくる問題 小林雄佑
第九章 国定教科書時代の各販売所記録
「事業報告書」と「営業決算報告書」 八木万祐子
2011年5月12日木曜日
2011年3月31日木曜日
図書館の被災地支援
授業開始が一ヶ月延期となった。しかし図書館は開館しており、4月にはしだいに通常の開館時間に近づいていく。図書館長の意見もあって、今月と4月、早稲田大学の図書館を被災地の大学、短大生が誰でも使えるサービスをはじめた。
被災地域の大学・短期大学等に所属する学生・教職員の皆様へ
被災地域の大学・短期大学等に所属する学生・教職員の皆様へ
2011年3月29日火曜日
2011年3月16日水曜日
2011年3月7日月曜日
2011年2月15日火曜日
JBCプロジェクトのその後
ここ4年ほど制作していた本の原稿がようやくのことで脱稿。米国日本語蔵書の調査をベースにした2作目で、JBCプロジェクトもひとまずの区切り目となる。とりあえず出版社に原稿を渡し、私は掲載写真の再撮影や掲載許可申請を進めるところ。とりあえず終わってほっとした。
2011年2月9日水曜日
2011年2月1日火曜日
2011年1月29日土曜日
教育総合研究所の報告会
1月29日には、早稲田大学教育総合研究所での助成研究の報告会があった。私は今年度から来年度にかけて「明治期国定教科書販売関係史料の調査、及びその公開のための研究」というテーマで助成を受けているので、その成果報告を行った。