2021年1月25日月曜日

オンラインでの報告会

1月23日に早稲田大学国語教育学会の以下の冬期例会がオンラインで開催された。


榎本隆之氏

「コロナ後の国語科デジタルコンピテンシー メディア・リテラシーと学習者・指導」

三尾忠男氏

「オンライン授業におけるアクティブ・ラーニングの実践と課題 大学教職授業での実践と学生アンケートより」


ただ、この日は教育総合研究所が行っている公募研究の成果報告の日でもあった。


早稲田大学教育総合研究所 第26回公開研究発表会


というわけでともにオンライン開催だったので、二つの端末で参加し、視聴。

2021年1月11日月曜日

拙著の間違い訂正

 昨年改訂、出版した拙著『読書の歴史を問う』で、内田魯庵「破垣」について「この小説が、「風俗壊乱」の理由によるのか、「安寧秩序妨害」の理由によるのかは、今もってはっきりしない。」(153頁)とあるが、当時の「官報」に「風俗ヲ壊乱スルモノト認メ」とある。

発禁資料を調べる際、まず「検閲」と「調べ方」という二つの言葉で検索をかけることをすすめている。現在では国立国会図書館のリサーチナビに容易にたどり着き、よくできているサイトなので説明が大幅に省ける。

戦前期の検閲の場合、今ではリサーチナビで以下のように説明がある。

4-1発禁処分の事実関係を調べられる文献 

官報(大蔵省印刷局[編])

1888年11月から1910年6月まで、「出版物発売頒布禁止」の告示を掲載しています。


現在では「官報」電子資料へのリンクまではられており、参照も容易。

「破垣」は『文芸倶楽部』の1901年1月号なので1月の官報を見ると7日の官報、「司法及警察」の「発売頒布停止」の項目に「風俗ヲ壊乱スルモノト認メ」とある。


この作品については昨年刊行された日比嘉高氏『プライヴァシーの誕生』(新曜社、2020年)でも扱われており、ちゃんとこの資料が引かれている。


拙著は昨年改訂版を出したものの、この部分が以前のままで誤っているので訂正したい。

2020年12月6日日曜日

コロナ禍での来日、調査

カリフォルニア大学サンディエゴ校から、訪問研究者として受け入れることとなったシャノン・ウェルチさん。コロナ禍のなか、ようやく来日が実現、とはいえ入国して2週間の隔離期間があり、ようやく大学へ。移民資料を調べたいとのこと、今はこうした調査が難しい時期ではあるけれどもできるだけ協力したい。



2020年11月30日月曜日

日本近代文学会、11月例会で報告

日本近代文学会の春季大会から延期されていた以下のシンポジウムがオンラインで開催された。オンラインでの開催環境を整えてくれた学会事務局に感謝したい。


研究リソースの可能性を拓く――『榛葉英治日記』調査から――

和田敦彦、田中祐介、中野綾子、河内聡子 (ディスカッサント)康潤伊


早稲田大学図書館に許可をもらったうえで、休憩時間を使ってミニ展示「榛葉英治日記」を行うことにした。こういう感じで、実際には展示動画を流す形をとった。



2020年11月25日水曜日

小石川植物園

 さほど遠くないのに行ったことがなかった小石川植物園。時期的にはなやかな時期というわけではなかったが、広々とした敷地の大木を何となく見て回っているだけで気持ちが晴れる。



2020年11月23日月曜日

早稲田大学国語教育学会、オンラインで開催

 早稲田大学国語教育学会の活動、2020年は4月の例会、そして6月の大会が中止、延期となっていた。4月の自由発表で発表を予定していた発表者に、例年11月に行っている学生研究発表会とあわせてオンラインで開催。朝から13本の発表があった。オンラインの学会開催の利点の一つとして、参加の容易さ、気軽さがある。

プログラムはこちらのページからダウンロード可能。

今回は学部生の授業でも紹介して、学部生にも積極的に参加してもらうことにした。好きな時間に、聞いてみたい報告を聞いてみるという形。

2020年10月28日水曜日

ベトナムでの国際会議

 10月26日、27日とベトナム社会科学院で、これまで調査してきた日本語資料についての国際会議「ベトナム社会科学院社会科学図書館和古書コレクション(フランス極東学院旧蔵書) その課題と可能性」が開催された。プログラムはリンクの通り。

同時通訳を入れ、海外からのオンライン参加と現地会場での参加者とによるハイブリッド型の国際会議となった。開催機関側もはじめての試みで、実施までにいくどか会議のテストを行ってきた。テスト時には何かと問題も多かったが、いざ本番では特に問題もなくすべての報告が無事なされた。

オンライン会議は国際会議の開催には強力なツールになるのは間違いないが、ベトナムに行きたかったねと皆ぼやいていた。