日本近代文学会６月例会

日本近代文学会の６月例会が東京大学駒場キャンパスで開催。テーマは「帝国日本の〈文学リテラシー〉」。昼から集合して準備。とはいえ、東京大学の院生の方々が手際よく作業にあたってくれていたおかげで、ほとんど準備は整えられていた。あいにくの雨で来場者数は今ひとつという気もしたが、それぞれの報告では質疑も含めて密度の濃い会でした。

柳田泉関係資料の整理

リテラシー史研究会。この日は図書館連携調査。浅井真男資料の整理が終わって、次の資料へ。浅井真男資料については、現在目録と資料紹介を研究会で準備している。さて、今回からは新たな資料を整理することとなった。これが柳田泉の関係資料。柳田泉の大学への寄贈資料は、目録化され、柳田文庫として公開されている。ただ、その折に書籍以外の様々な資料も寄贈されており、今回整理の対象となるのはこれらの資料。内容が楽しみ。

力行会での調査

日本力行会での調査。これまで作成した『力行世界』戦後総目次のデータチェック。永田資料を整理している学習院大学の青木祐一さん、立教大学の名村優子さんとも話しあう。できれば研究会のマンパワーで永田資料整理を支援するとともに、いくつかの資料の翻刻にも取り組みたい。

日本近代文学会、運営委員会

日本近代文学会運営委員会。神田にある事務局ビルに行くのにも慣れてきた。最初はまったく駅からの地理や方角が分からず、いつも迷っていたのだが。

博士課程の年次報告会

博士論文の作成のために毎年行っているドクター在籍生の報告会。ともかく博士課程の院生は毎年論文を発表し、学会で報告していくことが重要。研究で生活していくことが難しいご時世ではあるけれどがんばってほしい。

研究授業を参観

この日は教育実習の協力教員として、教育実習の研究授業を参観に行った。町田市立堺中学校。大学からはけっこう遠く、神奈川県との文字通り堺にある。この実習校は、実習生への教育、指導が手厚く、見ていて実習生がうらやましくなるほどだった。ただ、大学にもどっての授業が体にこたえる。