2007年7月30日月曜日

シンポジウム 戦争と文化財、情報の略奪

20世紀メディア研究所の「シンポジウム:戦争と文化財、情報の略奪」で7月26日に報告した。報告タイトルは「プランゲ文庫をめぐるアメリカ図書館の争奪戦――占領期資料の戦略的価値」。報告者は他にフィルムセンターのとちぎあきら氏、新潟大の井村哲郎氏が報告。文献の接収や移動はともかく、フィルムにもそういった歴史的な事情があることがとちぎ氏の報告でわかったのは収穫。報告する側としてもとてもいい勉強になったシンポでした。

2007年7月27日金曜日

難航する資料探し

今日は午前は防衛省の防衛研究所へ。被接収文献の返還経緯に関する資料を見に行ったが、そうした資料はないとのこと。返還資料はあっても返還自体についての資料がない、あるいは所在がわからないのが現状。午後は国立公文書館へ。こちらでも被接収文献の返還についての受け入れ資料そのものは所在不明とのこと。

2007年7月17日火曜日

台風のさなかに国際シンポジウム


7月15日の日曜日、台風の中、日大でシンポジウム。「アーカイブズ、その展望と歴史」。「書物の日米関係 海を渡っ
た日本の書物」のタイトルで報告を行った。千政煥「玄界灘を横断する読書」が韓国の日本語書物受
容を歴史的に概観していたのが個人的に問題意識が重なっていたこともあって興味深かった。