「近代日本の日記文化と自己表象」第29回研究会(2021年7月24日)で発表。タイトルは「読書傾向調査の系譜 戦時下の読書調査・読書指導・読書日記」。戦時下に活発化していく読書傾向調査の全体像とその系譜について報告。読書傾向調査が図書の推薦・選定や読書会指導、読書日記と結びついて読者の統制に働いていく過程を論じた。
戦時中の読書傾向調査については、具体的な資料として『早稲田大学学生読書調査報告書』を秋に復刻、出版する準備をしている。その解説の大事な部分ともなる。
研究室にまた雀が迷い込んできた。ただ、16号館は高層階(といっても10階だが)は窓が少ししか開かない仕様になっている。いったいどこの窓から入ってくるのだろう。窓が少ししか開かないので、なかなかうまく出ていけない。
新型コロナウィルスのワクチン接種、7月7日に一回目。大学が職域接種を始めたため、早速申請。予約開始初日にオンラインで予約してこの日程。接種は特に混乱することもなく順調に進んでいる模様。学内の接種率が気になるところ。
教育総合研究所の講演会、今回はオンライン教育についての講演会。教育学部ではオンラインについて調査、検証するオンライン教育・研究グループが昨年暮れに構成されて、今回の講演会はそのグループの調査を軸になされた。外部からもオンライン教育に関する調査や実践をしている研究者を呼んで実施。ともかく目の前の問題でもあり、共感できる話も多かった。