2008年12月27日土曜日

高美書店の概要調査


22日、23日は松本での高美書店資料概要調査。2年生、3年生に参加してもらい、おもに書簡類を整理、データ入力。23日に東京にもどる際、人文学部の学部長宅を訪れて食事をごちそうに。いつもながらのおいしい食事をごちそうさまでした。この日は東京に戻らねばならず、イレギュラーだが作業日前に慰労会を行った。

2008年12月26日金曜日

松本へ




12月22日に調査のために松本へ向かう。大破した以前の車に代わって、今回はシルバーのAlfa Romeo 159で。町はクリスマスをひかえて飾りつけも華やかだが東京と違った落ち着いたなつかしい街の風景。夕方からは雪も降り始めた。冬用タイヤではないので雪が積もらないかはらはらしていた。宿はいつもの浅間温泉の玉の湯。

2008年12月15日月曜日

福島大学で講演

12月13日、福島大学に講演によばれて話す。国文学会の学生たちに、今年行ったいくつかの講演の中から、トピックを選びながら話を構成。落ち着いた雰囲気の学会で、とてもリラックスして話せた。なんとなく以前勤めていた信州大学や松本の風景が重なって感じられたせいかもしれない。

2008年12月5日金曜日

ゲスナー賞授賞式

12月4日はゲスナー賞の授賞式。ゲスナーは16世紀の博物学者であり、その収集した資料目録はBibliotheca Universalisをはじめとして多岐にわたり、書誌学の基礎を作った人物として著名。その名を冠したこの賞は、雄勝堂書店が主催しており「目録・索引部門」と「本の本」部門で毎年受賞作を選んでいる。つまり本についての本、書物の目録や書物をめぐる歴史、ドラマを描いた書物が賞の対象となっている。拙著『書物の日米関係』は本の本部門で銀賞を頂いた。関係者の方々には改めて深く感謝したい。
審査にあたってくれた紀田順一郎氏をはじめとして、拙著についての好意的な感想を聞かせてもらえてありがたかった。編集にあたってくれた渦岡さんも来てくれた。また報を聞いて駆けつけてくれた大学時代の友人(現在は東京書籍の編集長)とも再会できた一日。